2023年4月18日火曜日

No. 30 ギターアンサンブル カノン 定期演奏会

 2023年4月16日(日)

 福岡市西区の姪浜公民館を練習拠点としている「ギターアンサンブル カノン」の第22回定期演奏会が行われました。会場は同市中央区舞鶴にある「福岡市健康づくりサポートセンタ あいれふホール」で、午後2時からの開演でした。


 開場時間の午後1時30分前に会場に着きましたが、すでにホール入口前にはかなりの人が集まっていました。プログラムは3つのステージに分かれており、メンバー全員による合奏や三重奏、二重奏という編成で、クラシックからポピュラーまで幅広い分野の曲で構成されていました。息の合った見事な演奏と心地よいサウンドで、来場された皆さんを魅了しました。

 第1ステージでは、全員による合奏で次の曲を演奏しました。

 ◇ カノン         〈パッヘルベル〉

 ◇ 春へのあこがれ     〈モーツアルト〉

 ◇ アンクラージュマン   〈フェルナンドソル〉

 ◇ アリアと変奏      〈フレスコバルディ〉

第1ステージ メンバー全員による合奏
  
 どの曲も素晴らしかったのですが、個人的には『アリアと変奏』が音の強弱変化による緊張や静寂を表現した演奏で特に良かったと感じました。

 第2ステージでは小編成による演奏で次のような曲が演奏されました。

 【三重奏】

 ◇ 入江のざわめき     〈アルベニス〉

 ◇ アストリアス        〈アルベニス〉

演奏曲はスペインの曲。ギターも全員スペイン製

 【二重奏】

 ◇ 恋心          〈エンリコ・マシアス〉

 ◇ 大河の一滴       〈加古隆〉

【四重奏】

 ◇ メリーウィドウ     〈フランツ・レハール〉

 ◇ オリビアを聴きながら  〈尾崎亜美〉


 【三重奏】

 ◇ ジ・エンターテイナー   〈ジョブリン〉

 ◇ 女ひとり         〈いずみたく〉

ヴェテラン三人組による息の合った演奏

 最後の第3ステージは、全員舞台衣装を替えてポピュラー音楽を披露されました。会場も大いに盛り上がりました。
 ◇ 映画音楽メドレー
   「太陽がいっぱい」「サウンドオブサイレンス」「雨に濡れても」
 ◇ シクラメンのかほり    〈小椋佳〉
 ◇ 異邦人          〈久保田早紀〉
 ◇ 淡き灯に         〈エドガルド・ドナート〉
 ◇ コーヒー・ルンバ     〈ウーゴ・ブランコ〉

 アンコールの声に応えて『カヴァティーナ』〈マイヤーズ〉が演奏されました。

 午後2時の開演から2回の短い休憩をはさんで4時の終演まで、時間の長さを全く感じさせない充実した演奏でした。カノンの皆様、素晴らしい演奏を聴かせていただきありがとうございました。今後のご活躍をお祈りいたします。




0 件のコメント:

コメントを投稿

No.108 アフィシオン 2025年9月の演奏(その4)

 2025年9月29日(月)  JR九州鹿児島線の教育大前駅を下車すると旧唐津街道の緩やかな坂道が延びています。唐津街道赤間宿の案内板が設置されている交差点を左に折れ、坂道を下って行ったところに訪問演奏先の赤間病院デイケアがあります。